当時のシンチレータとその特性(1959年)
NaI(Tl)のシンチレータと光電子増倍管を用いた検出器はシンチスキャナに欠かせない検出器となる。
Tlの賦活によって発光スペクトルは4000〜4300μmにシフトする。
Tlの含有量が多くなれば結晶にくもりが生じ集光効率は低下する。
シンチレータの製造でいちばんの苦労は賦活剤の均一な混入と不純物除去であった。
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