1979年頃 7ピンホールコリメータによる縦断断層
7ピンホールコリメータ外観

シンチレータ面から見た7ピンホールコリメータ外観
臨床画像


 原理を簡単に説明する。
 7つの画像が得られる。周囲の6つの画像を中心の画像に重ね合わせるわけだが、そのとき動かす距離によって断面の深さを決めることができる。
 すなわち、上図で、距離A動かすと断面aのみが焦点が合う。距離B動かすと断面bのみが焦点が合う。

 この当時、断層画像を得る他の方法として、
・回転椅子を使う方法
・回転コリメータ方式
などがあった。
 回転コリメータ方式は、孔に傾斜のついたコリメータをシンチレータの前で回転させる方法である。



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