1976年12面断層像撮影装置 PHO/CON(Searle Graphic 社製)
1976‘(S.51) PHO/CON(サール製)
12面断層画像が得られる
日本1号機を慈恵医科大学に設置
京都大学・愛媛医科大学と3台稼動
Crystal : 212mmφ
光電子増倍管 : 76.2mm×7本/1検出器

原理
焦点型コリメータを使用する。
シンチカメラとフィルムを同期させて移動させる。
実際には検出器が移動するが、図では点線源が移動すると仮定した。
断層面1では、像はシンチレータ上を左端から右端へ移動する。(図の1,2,3,4,5)
断層面2では、図の7,8,9,というように移動する。移動速度は断層面1より速い。
断層面3では、図の13の位置でのみカウントされる。
断層面4では、断層面2と逆方向に、断層面5では断層面1と逆方向に移動する。
同期させて移動させるフィルムの速度・方向を調節することによって、任意の断層面のみ焦点が合い、他の断層面はぼける。





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