はじめに

 戦後の臨床画像診断で核医学の躍進ほどすばらしいものはない。放射性同位元素の消費量がその動向を証明している。
 ここに、昭和30年代のシンチスキャナから平成のガンマカメラまでを簡単に紹介する。
 現在、われわれが、ガンマカメラの課題として力を注いでいるシステム感度の向上、散乱線問題、定量性、ポジトロン計測など、昭和30年代のシンチスキャナでもおなじ課題のもとに各々のメーカが独自に開発に携わっていたことは誠に興味深いところである。

お詫び:
 装置の開発年に1〜2年の誤差があることをお詫びします。
 これは、試作機を商品とみなすか、販売開始と設置年月のずれなど、資料によって記述が異なっています。したがって、どの資料を採用するかで、年月が異なります。

















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