センチネルリンパ節の核医学的検出法に関する手術室看護婦アンケート
   情報提供 千葉県がんセンター 主任看護師 柳沢 由香理 氏

乳腺外科RI使用の患者手術受け入れアンケート結果

調査時期:平成12年3月
調査対象:看護婦18名(内看護士3名)

看護婦経験年数 :1〜3年 7名
4〜6年 0名
6〜8年 1名
8年以上 3名
20年以上 2名

病棟経験 : 有 7名  無 7名

病棟経験者の被曝に対する思い : 未記入 5名    (複数回答)
  ・距離を置くこと 2
  ・防護衣の着用 2
  ・何も思っていない 1
  ・被曝などに対する知識により必要以上の恐怖感を持つことはない 1
  ・あからさまに部屋を出るのは変である 1

被曝に対する知識 : 有 8名  無 3名  未記入 2名
知識の内容 :防護・ついたて 13名
距離を置く 12名
自然被曝がある 11名
患者による被曝 7名
被曝の単位 6名
健康によい放射線 3名        (複数回答)

センチネルリンパ節生検RI使用に対する不安 : 有  8名  無  6名
不安の内容 :被曝に対して 5名
自分の子孫に影響を及ぼす 5名
自分の健康を害す 2名
ガンになる 0名
不妊 0名     (複数回答)

RI使用に対する説明会前の率直な感情 :
  ・放射線は低レベルなので気にしていない 5名
  ・恐怖感はないが嫌悪感がある 4名
  ・恐怖感がある 3名
  ・特に何も感じない 1名
  ・その他 1名
  その他の内容 :程度がわからない不安
日常生活でイメージできない不安
低レベルの被曝の蓄積による影響

RI使用に対する説明会後の率直な感情 :    未記入  1名
  ・影響がないと知って安心した 5名
  ・特に変化はない 4名
  ・恐怖感は消えたが嫌悪感は残った 3名
  ・被曝があることを知り恐怖感が増した 0名

説明会後の不安 :有 2名  無 8名  未記入 4名
   不安の内容 : 本当に影響がないという実績がない不安  1名

センチネルリンパ節生検RI使用開始時の不安 :有 1名  無  11名  未記入 2名
   不安の内容 : 妊娠に気がつく前の被曝

現在の心境 :
  ・医療の発展・患者のQOL向上のため積極的に行うべき 7名
  ・医療の発展・患者のQOL向上のため仕方がない 5名
  ・被曝の心配があるのでできるだけ避けたい 1名
  ・被曝や法的に問題がないので積極的に行うべき 0名
  ・被曝の心配があるので絶対にやりたくない 0名
  ・その他 医療従事者の安全が確保されるなら 3名(複数回答)

今後の勉強会・説明会の希望 : する 9名
 しない 4名
 未記入 1名

勉強会・説明会の内容 :
  ・放射線に対する知識 5名
  ・センチネルについて 5名
  ・原子炉・原爆について 4名
  ・医療放射線と被曝 3名       (複数回答)


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