考 察
- 骨シンチは全施設で施行されており、月30件以上の施設が全体の半数を占めていた。
- 99mTc-HMDPは、ほとんど既調製が使用され、99mTc-MDPは、自家標識が多いという印象を受けた。
- 検査時間を検出器別に見ると、2検出器では30分以下が圧倒的で、検査効率の良さが改めてわかった。逆に1検出器では1時間以上かかっている施設が見られた。
- 骨SPECT施行率は30%未満であった。
- 撮像方法としては、全身を撮像したのち局所を撮像するのが一般的であり、現時点では全身SPECTはごく一部の施設しか行われていないが、今後モニター診断の普及に伴い、増えることが予想される。
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